蛸旅夢主①

ふたりが見た景色を歌ったら、皆が笑顔になると思うんだよね!クローチェ・ベィル(Croce・Veil)


属性踊子 20歳
誕生日2月25日 魚座
星言葉は「人の心をつかむサービス精神」
髪の色#c59882 ■
瞳の色#809c5a ■
ICV近藤 玲奈さん
一人称わたし
家族両親、今は居ない
呼び方呼び捨てタメ口、サイラスは「サイラス先生」「先生」「せんせ」
固有技勧誘・加勢(プリムロゼの名称違い)
お相手サイラス・オルブライト
*大きな子供みたいにも思う不思議な先生

★設定画


ミニキャラ
服装メモ1…踊子神官学者薬師BBB
服装メモ2(キャラ&お借り込み)…いつものTシャツ現パロ私服エプロン蛸荘蛸荘ダンス朗読劇水着



神名歴1598年 ドライサングの月 第五の週 光曜日 フラットランド地方の小さな村で生まれる。
作詞が好きな踊子の母と作曲が好きな演奏家の父を見て育った踊子。
古くから在る歌だけでなく様々な自作の歌を母から聞くのが好きで、次第に自分でも自作曲を披露するようになり、踊りも歌も同じくらい好きな舞い手になった。
明るく楽しい事が好きで活発な性格をしており、元気で楽しいからと子供にも分かりやすいような歌になる事も多いが、ジャンルとしては幅広く歌っていて、真面目な内容や落ち着いた雰囲気の曲を歌う時は普段と印象が変わる。

一人立ち出来るくらいクローチェが成長すると両親は旅に出て、いずれ自身も旅の踊子として故郷を離れ文通をしながら時々会ったりもしていたが、ある時から両親の便りが届かなくなり、各地で情報を集めるようになる。
後に両親が旅先で亡くなっていた事を知り酷く悲しむが、両親が遺した曲がオルステラ大陸に散らばっているらしいというのも知り、遺作を全て集めて回ろうという目的を定めて再起する。

暫くは一人旅をしていたが、酒場でトラブルに遭って以来それなりに自衛もするようになり、旅のキャラバンに同行させてもらう事も多々有った。
飲みに行きたい時は大体誰かについて来てもらおうと八人の誰かに呼び掛け酒場を訪れていて、護衛兼お守りとしてよくテリオンが連行されている。
一見ただ元気なだけの成人はした子供のような振る舞いをしているが、世に出て様々な体験と知識を得たおかげで『女』として『踊子』としての心得も有り、必要な時には魅せる演技力も秘めている。
旅立ちの際に家を売ったので帰る所は特に無い。

自作曲の物語を歌う事が学問での知識の共有に通ずるものが有る、知識を伝える仲間でもあるとサイラスに言われた事で心救われた部分が多々有り、気付けば叶うはずが無い恋心を抱いてしまっていた。



▼OCTOPATH TRAVELER

g01.gif g02.gif
▽1章

父の手掛けた曲に合わせて歌い踊る母を見るのが大好きで、自分も二人のようになりたいと練習を重ね、独り立ち出来るまでになった。
旅の踊子として各地を巡り、新作の踊りと歌を考えて披露するのが楽しいと旅を満喫していたが、ある時から両親の便りが届かなくなる。心配に思い二人の旅路を辿って行方を探し続けていたら、ハイランド地方の小さな村で病によって亡くなっていた事を知り、村人が立ててくれていた墓石の前で泣き崩れてしまう。
こんな事になるなら合流しておけば良かった、もっと三人での時間も作れば良かったと後悔するばかりであったが、二人を慕ってくれていた村人の一人から楽譜を手渡される。
二人がオルステラ大陸を巡りながら沢山の曲を手掛けて披露していた事、様々な想いを込めて作ったそれらを各地に置いてきたようだと伝えられ、遺作を回収していけば二人がどんな旅をしていたかを知れるのではと思い至る。どれだけの数が有るのかは不明だが必ずやり遂げたいと、悲しみを振り切って再び各地を巡る旅を再開させた。

そうして少しずつ遺作を集めていた途中で訪れたクリフランド地方の町メイトサインズで、旅人から商会に贈られた曲を悪名高い貴族が無理やり奪い取ったらしいと聞き、どうにかして取り戻して確認出来ないかと悩んでいた所へ、八人の旅人達が声を掛けてくる。
出身も職もバラバラな謎集団に初めは戸惑ったが、力になりたいと言ってくれる気持ちが嬉しく思え、事情を話して協力してもらう事にする。
貴族の家に乗り込んでついでにぶちのめし、取り返した曲を確認すれば予想通り両親の遺作だった事が分かり、商会に譲ってもらえないか頼み込むと舞と歌での客引きを条件に承諾を得られ、自分の芸を活かして商会に貢献した。
協力してくれた八人それぞれにも旅の目的が有ると聞き、今度は自分も皆の力になりたいと旅の同行を申し出て、共に巡り始める事になった。



▽2章

踊りと音楽の大会が有るとの情報を得て訪れたコーストランド地方の町フローワルプで、女踊子サミィと出会う。母の弟子だと名乗り、娘であるクローチェと大会で競い合う事が望みで、勝てば自分の持つ遺作を譲るが負ければ全没収だと勝負を挑んできた。
母の弟子であるなら教わった技術も踊りと歌である筈だし実力も気になる、遺作も必ず回収したいとサミィの挑戦を受けて立つ事にして、大会出場を決める。

出場者である演奏者達の中から自分が歌う曲の演奏を任せる事がルールとして定められており、有名で腕の良い演奏家は次々と組む相手が決まってしまってなかなか誘えずにいたが、勝つ為の音楽ではなく観客を楽しませる為の音楽を響かせれば良いのだという事に気付いて、評判からではなく楽しい音を奏でられる人達を『勧誘』していった。
組めた演奏家達と楽しく歌を披露し続けて順調に票を得られていたが、サミィと組んでいた者達が彼女に対し、高額報酬の要求や優勝して名声を得られなければ彼女を売り飛ばすと脅していた事や、他の参加者達に危害を加えている様子を見てしまい、主催者に報告しに行く。失格を告げられた彼等は逆上し、原因であるクローチェに襲い掛かった。

ぶちのめしてサミィも大会も守る事が出来たが、彼女の演奏についてはどうするか悩んでいると、クローチェと組んでいた人達から一緒に楽しく歌えば良いと提案され、共に最後まで歌う事にした。
惜しくも得票数は優勝者には届かなかったが、サミィから感謝の気持ちとして遺作を譲り渡され、両親が彼女とどんな日々を過ごしていたかの話も聞く事が出来て、次も一緒に歌って踊ろうと再会を約束する。
音楽も舞も見てくれる人達を幸せに出来るものだという事を再確認して、仲間達と共にまた旅立った。



▽3章

クローチェが一人旅をしていて両親とのやり取りも出来ていた頃、酒場で出会った男に薬を盛られて眠らされ、命と貞操の危険に晒された事が有った。
何とか無事に逃げられ未遂で済んだが、もっと自衛も考えねばと思って以降は一人で酒場を訪れるのは止めて付き添いを頼んだり、信頼出来そうな人が居る集団に同行させてもらうようにして過ごし、今の仲間達にも事情を話して受け入れてもらっていた。

クローチェを狙った男とその仲間は各地を転々としながら悪行を繰り返しており、フラットランド地方の町クロスリィネで女性の拉致と暴行被害が多発していると聞いた際は当時の恐怖心を思い出してもいたが、娘が攫われたと狼狽していた町人と出会い、捜索に協力する。
攫われた娘を見付けて犯人も捕まえ、親子の再会に安堵していた最中、町を訪れた時からクローチェを尾行していた主犯の一部に麻痺毒の矢を射られて気を失い、町外れの廃屋へ連れ去られてしまう。

目覚めた時には手錠を掛けられた状態で逃げ出せず、今度こそ女としての死を覚悟するしかないのかと絶望に飲まれそうになっていたが、突如大きな物音と共に廃屋が爆破される。ちょうど同時期に町を訪れていて騒動を知った妹弟子サミィが仲間達と共に探してくれていて、ついでに調達していたらしい爆薬を放り込んだら運良く吹き飛ばす事が出来たと、彼女の謎の行動力のおかげで傷物にされる事無く皆に救出された。
二度の身の危険は勿論、これまで多くの女性を傷付けた非道を許さないと、仲間達と共に主犯一味を全力でぶちのめしに掛かった。

主犯も捕まった事で一連の女性被害も落ち着くだろうと町が平和になった様子を見ながら、自分もやっぱり”そういう事”をするのは好きな人とが良いなと思ったりもして、過去の出来事を乗り越えつつ旅を再開させた。



▽4章

旅人がもたらした音楽によって皆が不幸になったと荒んでいる町、ハイランド地方のメリアエコーを訪れると、その音楽は両親が手掛けたものだと知る。

当時の町人達は毎日のように歌い遊ぶような陽気さと音楽への愛が有り、訪れた両親も歓迎され交流を続けていたが、ある時から町に病が流行り始め亡くなってしまう者も出るようになる。
初めは腕の立つ薬師を招けば解決するだろうと前向きに考えられていたが、町を訪れた薬師達も治療の途中で病に掛かり状況は悪化していくばかりで、次第に人々から笑顔が失われていった。
両親は世話になった恩を返したいと皆を元気付ける為に舞と演奏を披露したり、これまでの旅で出会った人々と連絡を取り合い病の根絶を目指していたが、舞や演奏で笑顔を取り戻した者が次々と病に掛かる出来事が続き、「あの悪魔の舞を見たら呪われる」「あいつらが町に不幸の音楽を持ち込んだせいだ」と言われるようになってしまう。
解決策も見付からず、仕方無く両親も町を離れる事にしたが…既に病に侵されていた二人も治療が間に合わず、最期に立ち寄った小さな山村で埋葬されたのだった。

町の権力者である男が入手した治療薬のおかげで病の流行は治まったのだが、そもそもの発端は、己の地位を盤石のものにするべく病原体をばら撒いて治療薬を与え信頼を得る、という彼の自作自演であった。
権力者も町人達と同じく音楽を愛していたが他者からの評価は低く、他所から来た旅人達の音楽ばかり気に入られるのが彼に邪な感情を抱かせてしまい、両親に責任を押し付けて排除しながら己への注目を集めようと凶行に走ったのだ。
彼が認めた音楽だけを信仰しなければ再び死の病に侵されたり、声を奪われ二度と歌えなくなる呪いに掛かるなどの恐怖が支配し、今も町は暗闇の中に在った。

真実を知りながらも止められなかった権力者の息子は、クローチェがあの踊子と演奏家の娘だと分かると全てを話し、今も圧政が続いて心から音楽を楽しめていないこの町をどうか助けてほしいと懇願するが、両親の死に加担したとも言える彼に協力する事をすぐには決断出来無かった。
何故二人が死ななければならなかったのか、ただ皆を笑顔にしたかっただけなのに、と怒りを覚えながらも、この人も権力者に恐怖を与えられている被害者なのだと思うとどうするべきか悩んでしまい、暫し一人で”何のために舞い歌うのか”を考える。
幾つか集まった遺作を眺めながら口ずさんでいると、町の子供達が寄って来て問う。
「おねえちゃんのおうた、たのしいね。でも、いっしょにうたったら、すごくおこられちゃう…」「ほかのおんがくはぜんぶ、わるいものなの?」と。
子供らの問いに対し、クローチェは「ううん、舞も歌も、音楽は人を幸せに出来るものだよ…!」と口にした事で何が大切かを思い出し、町に笑顔を取り戻したかった両親の願いを遂げようと立ち上がった。

屋敷の地下で病原体を培養していた権力者の元へ向かい、告げる。
「人を恐怖で支配して自分の音楽だけを愛させるなんて、違う。みんな、好きなように好きな音楽を愛して良いんだから!」と。
クローチェは舞い歌う力と共に、皆の”笑顔のために”戦った。

権力者を倒し、彼の息子に町を良くする為にこれから全力で働いてもらう事を約束させて町の広場に戻ると、クローチェは其処で町人達に向けて遺作に書かれた歌と自分が考えた舞を披露し始める。
命の危機が去っても、音楽を愛する事への躊躇いや旅人がもたらしたと思い込まされた不幸の音楽を思うと、初めは踊りも歌も止めろと強く当たっていた町人達だったが、興味を抱いていた子供達に向けて「楽しく踊ろう!皆で一緒に歌おう!」とクローチェが呼び掛けると、一人、また一人と周りに来てくれるようになり、一緒に奏でようと『勧誘』を続けていく内に、広場は楽しい音楽が響くようになっていた。
両親もきっとこの光景が見たかった筈だ、二人が愛して作り上げた曲はこうやって皆を笑顔にしていけるんだ、もっと沢山の人達に届けに行こう…!と、自分が進む道を導き出し、また旅立って行く。



▽さようなら、せんせ

仲間達と共に旅を続けていく中で、クローチェにとってサイラスは仲間以上の特別な男性になっていた。

初めは彼の天然人誑しっぷりと無自覚鈍感具合や、気になる事柄が有ったらあっちこっち探り回る様に、顔が良すぎるちょっと変わった人なんだなぁ…と苦笑していたが。
好奇心旺盛で知識欲のままに動く姿が大きな子供のようにも見えたり、学者であり教師でもある性からか度々講義が始まりつつも長話になりがちなのを気にしていたり、その長話を聞いてもらえないと寂しそうにしていたり、何でも好み何でも出来るように見えて嫌いなものも不得意な事も有る意外性なども、様々な面を見ていく内に「サイラス先生って可愛い人だな」と惹かれていった。

また、子供にも分かりやすいような言葉選びや惹き付ける演出だと褒められながら「キミも私も知識を伝える仲間だね」と言われた事で、歌う踊子なんて酔狂でただの娯楽に浸る愚か者だ、と馬鹿にされた事も有った気持ちが救われた部分も多々有った。心から嬉しさを感じ、感謝していた。
そうして戦いや道中の様々な場面だけでなく、良い表現が浮かばない時や自分には無い知識を教えてほしい時などでも、積極的にサイラスを頼るようになっていった。

自身の恋心に気付いた時は、彼の生徒みたいに年下扱いをされている事は分かっていたし、女性からの想いに全く気付けない男であるから相手が悪すぎるぞこれは…と嘆いていたが。
もっと色々な話をしていきたい、もっと一緒に居たいから、意識してもらえるように頑張ってみようかな…?とも思えるようになり、サイラスに好意を伝えたりしながら恋する気持ちを大事に過ごしていた。



しかし、サイラスが旅路を経てダスクバロウの壁画と辺獄の書に記された災厄の警告に気付き、学問を後世に伝え多くの人々と知識を共有していく事で良い未来を作る事が出来る、例え其処に自分が居なくとも未来の子供達が対処出来るように導いてやるのが自分の成すべき事だ、と指針を定めた姿を見た事で、考えを一変させる。
「サイラス先生が見ている世界は広くて大きくて、遠い。必ず成し遂げたい情熱が有って、いずれ今以上に大勢から賞賛されるようになる。そんな人を独り占めなんか出来ないし、しちゃいけない……わたしは、ただの旅の踊子。偉大な学者先生とは生きる世界が違う。わたしの想いは、この人の未来への望みを妨げるだけ。だから……離れなきゃ、だめだ」と。

恋を諦めて彼の前から消える事を密かに決め、クローチェの想いを知る仲間にも気付かれないよう普段通りに振る舞いつつ、これまでしていたサイラスへの身体接触も一切しなくなった。プリムロゼやテリオンは変化に違和感を覚えていたが、隠そうとしている様子を見て、何も言わずにいた。

各々の旅の目的を果たして帰郷や次の旅へ発つ為に別れる際、クローチェは一人一人に感謝の言葉と頬に友愛のキスを贈り抱き締めていたが、サイラスには何もしないと決めていた。
アトラスダムに戻る彼について行って王立図書館や学院を見て回り、彼の帰還を歓迎する大勢の人達とのやり取りを眺めながら、やはり彼は皆の先生だ、と自身との差を実感して別れの意思を固める。

日が暮れる直前に旅立つ事を告げ、町の入口まで送ると言ったサイラスの提案を断り、「また会おう」という言葉にも明確には応えず見送りも学院前でそこそこにさせて、階段を降りる直前で振り向いて別れを告げる。
「──サイラス!さようなら!」と、笑顔を作って。
ずっと親しみを込めて呼んでいた呼び方も、止めて。
「ばいばい」「じゃあね」ではない、別離の挨拶を。
駆け下りて行きながらぼろぼろと涙が流れても気付かれないよう走り、もう二度と彼には会わないように、アトラスダムを後にした。



▽あのね、本当は

一人旅に戻ってからのクローチェは、皆と出会う前のように各地を転々としながら両親の遺作を集め回っていた。
賑やかだった皆との旅を恋しく思い、強い寂しさを感じる事も度々だったが、連絡を取り合えばサイラスにも消息を知られてしまうかもしれないと誰にも手紙を書いたりはせず、その日その日の出会いを繰り返しながら旅を続けていた。

ウッドランド地方を訪れた際、町の富豪が不当に入手した権利書や音楽家の楽譜などの奪取を手伝ってほしいと相談を受ける。遺作もその中に有るかもしれないと快諾してメイドに扮し屋敷へ潜入すると、偶然同じように貯蔵品を盗む為に訪れていたテリオンと再会する。
何をしているのか、と驚きと呆れを向けられながらも、仲間と会えたのが嬉しかったクローチェはそのまま彼と協力して目的の品を確保し、依頼主に届けた後も暫く一緒に居させてほしいと願い出て、二人旅をする事になった。

富豪の屋敷に遺作は無かったが、特徴的な楽譜を港町の市場で見掛けたと旅の商人から聞き、リプルタイドへ向かう。到着すると、ちょうど買い付けで外出していたトレサが遺作である事に気付いて入手しており、再会を喜ぶと同時に譲り渡してくれる。しかし、その楽譜には欠けている箇所が有った。
トレサが仕入れの商人に行方を聞くと、もしかしたら王立図書館に寄贈した本にくっ付いているのかもしれない、と予想だにしていなかった答えが返り、クローチェは動揺する。

彼女の決意とアトラスダムでの出来事を知らない二人は「確認に行くか」「じゃあサイラス先生に手紙を出して挨拶しましょ」と当たり前のように話すが、当の本人は「……行きたくない」と呟く。
行けば楽譜が有るかもしれないしサイラスにだって会える、あんなに懐いていたどころか恋をしているのに…とトレサは困惑するが、解散前から様子がおかしかった事から察したテリオンは詮索せず、回収しに行くだけにすれば良いと提案する。
トレサも手紙には遺作の事は書かず二人で会いに行くと書くようにすると気遣い、クローチェだけはサイラスと会わない事を条件に、三人でアトラスダムへ向かう事になった。



一方サイラスは、クローチェと別れた日から度々あの時の言葉の意味を考えては結論に至れず、調べ物をしながら教職に復帰して多忙な日々を送りながらも、釈然としない気持ちを抱えていた。
生徒達から授業後に「さようなら先生」と挨拶されると思い出してしまう。呼び捨てだったのはあの時だけ、誰かと別れる際も彼女は違う言葉を用いていたし触れ合いもしていた、けれど自分にはそういったものは無く別れだけだった…と。
もしかして嫌われてしまったから、ああ言われたのだろうか。あんなに沢山傍へ来てくれていたのに、左腕に抱き付きながら明るく笑ってくれていたのに、あの温もりも突如として無くなってしまった。
何故なのだろう、何が理由だったのだろう、何故……そう寂しさや悲しさに似た感情も胸中に生じていたが、推察の為の判断材料が足りず、考えてしまってはいつも中断するしかなかった。

そんな折、トレサから訪問日を知らせる手紙が届く。歓迎の言葉と自身の空き時間を記して返信し、久々に会う仲間との時間をどう過ごそうか考えながら、一度も便りをくれていないクローチェの行方を聞いてみようかと思った。



そうして三人がアトラスダムに到着して王立図書館を訪れる時間、サイラスは授業を終えた後で会いに向かうつもりだったが、生徒の都合で延期となり空きが出来た為、時間まで調べ物の続きでもしていようと少し早く図書館へ向かう事にした。
クローチェはトレサに約束の時間までは余裕が有るから大丈夫と背中を押され、恐々としながらも商人が寄贈した本の場所を司書に聞き、二階の本棚を見て回るが…目的の本を手に取った直後、先に訪れていたサイラスが存在に気付き、名を呼ばれてしまう。
会いたくなかった相手がすぐ近くで自分を視認した事で焦燥に駆られたクローチェはその場に本を落として逃げ出し、「テリオン!!」と叫んで階下へ飛び降りてしまい、声を聞いたテリオンが咄嗟に駆け寄って受け止めるがすぐに離れ、外へ飛び出して行く。
自分を見て逃げられてしまった事に戸惑いながらも、何故そうしたのか、あの日の別れも嫌いになったからなのか? だとしたら、それは……自身に生じた感情とクローチェの行動理由の謎を突き止めたいと、階下の仲間達から事情を聞くのもそこそこに、サイラスも外へ出る。

足の速さも違えば何処へ行ったのかも分からないが、人の行き交いを見通せる場所を把握しているサイラスは心当たりを探して回り、建物の影で蹲っているクローチェの姿を見付ける。
呼び掛けるとまた逃げ出すので追い駆けるが、「来ないで!」と学者の姿を纏ったクローチェに大魔法で牽制されてしまい、魔法を使う程に拒絶されているのかと足を止めるものの、今にも泣きそうな顔をしている彼女を放っておけないとサイラスも応戦を決め、同様に大魔法を放って怯ませる。
その隙に近付いてクローチェの手を掴み、問う。

「何故逃げるんだ、私とはもう関わりたくないからなのか? キミにとっては迷惑でしかないのか? 私はキミを大事な仲間だと思っている。これから先も交友関係を築いていける筈だと思っていたが……嫌な思いをさせてしまっていたのなら、すまなかった」と。
抱いていた疑問と謝罪を伝えたその言葉は、クローチェにとってやはり自分はサイラスの中ではただの仲間でしかなく、彼に好きを向けても無駄だったのだと痛感させられるものだった。

「そういうとこ、ほんっとに嫌い! 大嫌い……!」と泣き出してサイラスの胸を叩きながら拒絶する。
だが、彼の性格を考えると拒絶を続ければ離す筈なのに、離されないどころか掴む力は強まる。決して離さないとでも言うように。
好きと嫌いの感情が混ざり合い、訳が分からなくなったクローチェは、その場に座り込んでしまう。

嫌いだ、もう会いたくない、と告げても、サイラスは「私は、キミと別れるのは嫌だ」と返す。
何故を問うと、「キミに別れを告げられて、寂しいと思った。もう会えないのかもしれない可能性を考えると、胸が痛んだよ。もう関わりたくないというのであれば、離すべきなのだろうが……それでも私は、これからもキミと共に在りたい」と答える。
頑なに繋ぎ止めようとするサイラスの真摯な瞳にクローチェも揺り動かされ、捨て去らねばとしていたサイラスへの恋心と、立場の違いから妨げになりたくなくて離れようとした本心を、泣き続けながら吐露し始めていく。

旅を続けていく内に男性としても好きになっていた。好意を伝えても意味に気付いてはもらえないだろうが、それでも好きで、傍に居たいと思っていた。
けれど、未来の為に生涯を捧げるつもりで学問に励む人の傍に、邪な想いを抱く踊子なんかが居たら妨げになってしまうから、離れようと決めた。好きだけど、邪魔になりたくないから、消えたかった…。
流れゆく涙と共に想いを溢し、再度逃げようと試みるが、クローチェの本心を聞いたサイラスはそうさせず、抱き締める。

戸惑うクローチェに、サイラスは別れを告げられた後の自分が何を考えて過ごしていたか、逃げる理由を知って解けた謎に納得はしたが離別は望んでいないと伝える。
「私の立場がキミを泣かせてしまうのであれば、全部捨ててしまおうか」とも口にして。
「それは絶対だめ!」とクローチェが返せば、「なら、どうか離れないでほしい」と逃げ道を塞ぐようにしつつ、懇願する。
「嫌われたら悲しく思うのも、別れるのが嫌なのも、キミを特別好ましく思っているからだろう。……しかし、これが恋愛感情から来るものなのかは、分からないんだ。そんな状態で想いに応えるのは誠実さに欠けるから出来かねるが、応えられないと断言するのも違う。それに……こんなにも泣いて苦しんでしまうくらいに私を想ってくれているのなら、ちゃんと考えた上で答えを出したい。私の、この大きな謎を解き明かすには、キミの存在が不可欠だ。どうか、協力してくれないか……?」

今すぐには応えられないが、前向きに検討したいし共に在りたい。永遠の離別など望んでいない、傍に居てほしい。
そう伝えられたクローチェは困惑しつつも、願ってくれる彼から離れたいとは思えず、観念して腕の中に収まった。
永遠の片思いであった筈の恋は、無意識下で少しずつ、形を変えていたのだった。



▽それからと、旅路の果ての先の旅

追いかけっこを経て捕獲されたクローチェも交えて、夕食の席に集まった四人。他の仲間達とも手紙で連絡を取り合っていたサイラスから、また皆で旅の続きを始めないか、と提案される。
己の目標を成す為には各地に残る遺跡や書物などから更に知見を得る必要が有るし、足を伸ばせていない場所も多々有る。それに何より、大切な皆と共に様々なものを見に行きたい。
そう話す彼にトレサもテリオンも断る理由は特に無いと賛成し、クローチェも「やっぱり一緒に、居たい」と承諾して、後日アトラスダムに集った仲間達と共に、再び九人と一匹での旅が始まった。

前向きな返答を伝えられたものの、クローチェは自分では釣り合わないし彼への申し訳無さも有るからとつい距離を置いたり逃げたりしがちで、接触や距離感は戻るどころか以前よりも遠退いてしまう。
しかしサイラスも、宣言したからには応えられるように努めたい、どうにかまた以前のような距離で、少し変化を伴いながら隣で歩を進めていきたい、目の前から居なくなられてしまうのは二度と御免だ…と、彼の方から声を掛けたり手を繋いだりと接触を試みる事が増える。
クローチェの逃走が徐々に緩和されるまで、追い掛けて振り回されての図が以前と逆転している光景が、仲間達を巻き込んだりもしつつ、度々見られていた。



遺作がそこそこ集まってきた頃、クローチェが楽譜を眺めていると、母が記した花のサインの横に小さなメモが有る事に気付く。
よく見れば他の楽譜にも同じようなメモが有るもの、逆にサインだけで特に変わった所は無いものなど違いが有り、メモが記された楽譜には何か意味が込められているのでは? と思い、テリオンとトレサに協力を頼んで謎解きを始める。

数字の羅列や単語のメモを歌詞や音符と照らし合わせながら意味を考えるが難航してしまい、こういった事が得意な人に頼ろうとサイラスを呼ぶ事をトレサに提案されるが、まだ彼とすぐには元の距離に戻れずにいたクローチェは躊躇って決断出来ず、自力で何とかしようと解明に奮闘する。
しかしなかなか進まない状況を見兼ねたテリオンが「面倒事はさっさと片付けてしまえ」とサイラスを呼びに行き事情を説明し、「どうしてそんな興味深い事に声を掛けてくれなかったんだ!」と好奇心を刺激された彼が足早にやって来ては質問攻めの勢いでやって来る。一人だけ気まずさを感じつつも、押しに流され共に取り組むようになった。

メモ通りに抜き出しても、正解に辿り着かない。まだ楽譜が足りてないからかもしれないし、わたしじゃ無理なのかも…と落ち込むクローチェだったが、家族で過ごしていた頃に教わった事や家族間での約束などは無かったか、とサイラスが探る事で幼少時の記憶を振り返り、かつて母が話してくれた物語調の歌から並び替えの順序を思い付き、書き出してみる。
すると、”私達の宝物 どんなに遠く離れても 貴女をずっと愛しているわ”というメッセージが出来上がった。
至極単純な言葉、けれどクローチェが在ってこそ意味を成すものを目にして、心が震える。
「皆が手伝ってくれたから集めてこれたし、謎解きも出来た。……サイラスせんせ、も、一緒にやってくれて、ありがと」と手伝ってくれた彼らへの感謝を伝え、この場には居なかった者達にもこんな事が有ったよと報告に行き、両親と仲間達と経た旅路をより愛おしく思った。



様々な依頼を受けたり知人らの困り事を解決している道中、クリスの行方を追う事になった一行はホルンブルグ合戦場の奥地、フィニスの門へと足を踏み入れる。
各々にとっての宿敵とも言える存在を象る黒き魂が立ち塞がった際、クローチェは両親らにも病を振り撒いた権力者の男と再戦する事になり、苦戦しながらも仲間達の助けを借りて撃破を成すと、黒き魂が消えた場に残った手記には父の言葉が綴られていた。

演奏家として駆け出しだった頃はあまり見向きされていなかった事、母と出会い恋に落ちたら積極的になれて接し続けた事、「舞い歌う技術だけを求めているなら他の人にして」と拒否した母に「愛しているから連れ添いたい」と告げた事、熱烈な想いと根気に負けて母も求婚に応えた事など、幼い頃に聞かされた話では母が父に惚れてアプローチしたようであったのに真相は逆で、隠したのも愛ゆえだったのかもしれない、と両親の親密さを感じ取る。
恵まれた命は曲作りも舞い歌う事も大好きな子供に育って嬉しかった、自由で健やかに駆けるこの子はきっと人々を魅了して笑顔に出来るのだろうと確信した、と続いており、二人が多くの楽曲を遺したのは人々を笑顔にして回る為であるのと、いつか大陸中を巡るであろう娘が必ず楽譜を見付けて意志を継いでくれる筈だから、とも有った。
また、メリアエコーで病による支配が行われていたのは、裏で権力者を唆し病原体を渡した存在が居り、絶対的な存在が強いれば抗えぬ者は必ず従うのかを試す為──教祖と信者の構図を形成し黒呪炎を人々に宿せるか、の実験の一つでもあった。それを知ってしまった両親は解決に奔走するものの、力及ばず病に毒され志半ばで死を迎える事を悟り、最期に訪れた地の住人に言伝を託そうと決めたのだと、真実の裏側についても綴られていた。

「果たせなかった笑顔の景色はきっと娘が見せてくれる。自分達は先に逝くが、おまえは大好きだと思える人達と出会い、笑って、幸せに生きてくれ」とクローチェ宛のメッセージも読み、暫しその場で泣きながら手記を抱き締めた。
全ての手記を得て衝撃の真実を目の当たりにしながらも、各々が己の心と向き合い、一行は友を助ける為に魔女と邪神との戦いに身を投じ、激戦を繰り広げた。



かの地から戻って暫し経った頃、クローチェはずっと身に着けている花の髪飾りと同じ品を商店で見付けて購入し、墓参りに行きたいと皆に頼んで向かう事にする。

久々に訪れた両親の墓の前で、一人旅だった頃の話も、仲間達と出会ってから多くの出来事が有った日々も、二人からのメッセージをちゃんと受け取った事も、心から好きだと思える人にも出会えた事なども、様々な報告をして墓花を供え、これまでの旅を共に過ごしてきた髪飾りの片方を自分の代わりにと置く。
そしてもう片方をサイラスに差し出し、伝える。
「わたしの旅路が詰まったお花、あげる。サイラスせんせに持っててほしい。それで今日からは、こっちと一緒に旅していくから……ずっと、見ててね!」と、笑顔で。
また会いに来ると両親に約束して新品の花を髪に着け、「ずっと見ているとも。この花も、大切にするよ」と受け取ったサイラスと共に、輪に迎え入れてくれる皆と次の地へ旅立って行った。



一旦の解散や合流を度々繰り返しながら、皆との交友と旅はそれから先も続いていった。
クローチェはテリオンを筆頭に誰かと組んで行動したり、一人で過ごしてみたりもしつつ、お土産の品と話を持ってサイラス宅へよく遊びに行くようにもなる。
素直であったりそうではなかったり、機嫌を損ねてしまったり擦れ違いの喧嘩をして仲直りをしたり、共に過ごしていきたい気持ちを改めて伝えたり、少しずつ男女としての仲も深められていく。
いつかの遠い未来、何処かの世界線では、偉大な学者の傍には陽気な踊子が居た……などというような話が語られる事も、有るのかもしれない。




▼OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者


17歳の踊子、属性技は光、所属タウンはシアトポリス。
アーギュストが去ってからの街を盛り上げるべく舞い手として招かれ訪れると、大事な楽器を盗まれてしまい困り果てていた演奏家と出会い、選ばれし者と共に解決に奔走してぶちのめす、というトラベラーストーリー。

導き:
「あれっ、綺麗な指輪してるね! ちょっと見てもだいじょぶ?」
「不思議な輝き……あったかくて、元気を貰える、青い炎が見える。へへ、好きだなぁ」
「わたし、クローチェ! 旅の踊子してまっす! 君も皆も笑顔にしちゃう舞と歌、お届けしちゃうよ!」



◇性能など

アビリティ:
・三連扇:敵単体に3回の扇物理攻撃(威力 65)
・天陽の詩Ⅱ:敵単体に光属性攻撃(威力 170)
・勇獅子ステップ:味方前衛全体に物攻・物防アップ15%の効果を付与(2ターン)
・扇一閃:敵全体に扇物理攻撃(威力 150)
・天光輝の詩Ⅲ:敵全体に2回の光属性攻撃(威力 105)
・橙扇円舞:ランダムなターゲットに4回の扇物理攻撃(威力 45)
・猛虎狼ステップ:味方前衛全体に物攻・属攻・速度アップ20%の効果を付与(2ターン) ※行動順影響は2ターン目
・宴遊万花:味方前衛全体のHP回復(効力 45) さらに、HP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 90)
・陽月カルテット:ターン中、素早く行動し敵単体に1回ずつ短剣・扇物理攻撃と光・闇属性攻撃(威力 45) さらに、自身に物攻・属攻アップ15%の効果を付与(2ターン)
 ⇒★ターン中、素早く行動し敵単体に1回ずつ短剣・扇物理攻撃と光・闇属性攻撃(威力 60) さらに、自身に物攻・属攻・会心アップ15%の効果を付与(2ターン)
☆陽月オクテット:ランダムなターゲットに2回ずつ短剣・扇物理攻撃と光・闇属性攻撃(威力 30) ブーストMAX時:中確率で麻痺の状態異常を付与(1ターン)

必殺技:
・天射陽の舞
Lv.1:敵全体に2回の扇物理攻撃と1回の光属性攻撃(威力 130)さらに、味方前衛全体にHP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 100)
Lv.10:敵全体に3回の扇物理攻撃と1回の光属性攻撃(威力 150)さらに、味方前衛全体にHP自動回復の効果を付与(3ターン/効力 125)

EXアビリティ:
・旅征く勇者の歌
味方前後衛全体に物攻・属攻・物防・属防・会心アップ20%と必ずクリティカルの効果を付与(2ターン) ブーストMAX時:自身に扇攻撃ダメージアップ30%の効果を付与(2ターン)
使用条件:自身のHPが70%以上|使用可能回数:1回

サポートアビリティ:
・HP75%以上時SP治癒:HP75%以上時:自身にSP自動回復の効果を付与(回復量 最大SPの5%)
・強化効果延長(与):自身が強化効果を付与した際の効果を1ターン延長(重複不可)
☆元気あげちゃお!:強化効果付与アビリティを使用した際、自身を除く味方前衛全体にSP回復(回復量 最大SPの3%)

天賦覚醒Ⅳアクセサリー:
・白黄花の髪飾り
扇攻撃・光属性ダメージアップ15%の効果を付与。サポアビと装備性能による効果上限:30%



▽Exジョブ

燦陽の学者、属性技は光・闇、所属タウンはシアトポリス。
恋に悩む女学生から相談を受けて学者に扮してアトラスダム王立学院に出入りする事になり、歌や踊りを披露して周囲を元気付けたり、相談相手の想い人が良からぬ事を企てていたのでぶちのめして改心させたり、無事に恋が成就するまでを応援していく、という物語。

導き:
「う~ん、まさか学者を演じる事になるなんてなぁ。どうかな、変じゃない?」
「勉強、は……あんまり得意じゃない、けど。学生体験ついでに新曲も作っちゃおうかな」
「歌って踊って魔法もドーンッ! な学者です、よろしく! な~んてね、えっへへ」



◇性能など

アビリティ:
・天光輝扇舞:敵全体に2回の光属性攻撃(威力 80) 扇弱点を突ける(ダメージ計算は光属性)
・暁闇夜扇舞:敵全体に2回の闇属性攻撃(威力 80) 扇弱点を突ける(ダメージ計算は闇属性)
・カルテットビート:敵単体に4回の本物理攻撃(威力 45)
・想望のアリア:自身に属性ダメージアップ20%と速度アップ15%の効果を付与(3ターン) ※行動順影響は2ターン目
・旅人達のラプソディア:味方前衛全体に物攻・属攻・物防・属防・会心アップ15%の効果を付与(2ターン) ブーストMAX時:前後衛全体化
・碧空ファンタジア:敵単体に3回の光属性攻撃(威力 85) 扇弱点を突ける(ダメージ計算は光属性) 快活状態の時、攻撃回数が5回になる
・星煌ノクターン:敵単体に3回の闇属性攻撃(威力 85) 扇弱点を突ける(ダメージ計算は闇属性) 快活状態の時、攻撃回数が5回になる
・信愛のセレナーデ:味方前衛全体のHP回復(効力 130) 快活状態の時、同対象にHP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 90)
・陽月シンフォニア:ターン中、素早く行動し敵単体に1回ずつ本・扇物理攻撃と光・闇属性攻撃(威力 45) さらに、同対象に低確率で物防・属防ダウン15%の効果を付与(2ターン) 快活状態の時、効果を再発動(SP消費無し)する
 ⇒★ターン中、素早く行動し敵単体に1回ずつ本・扇物理攻撃と光・闇属性攻撃(威力 60) さらに、同対象に低確率で物防・属防・速度ダウン15%の効果を付与(2ターン) 快活状態の時、効果を再発動(SP消費無し)する
☆天陽月影のワルツ:敵単体に1回ずつ光・闇属性攻撃(威力 230) ブーストMAX時:敵全体化

必殺技:
・煌月華の舞
Lv.1:敵全体に2回の本物理攻撃と1回の闇属性攻撃(威力 130)扇弱点を突ける(ダメージ計算は闇属性) さらに、味方前衛全体にSP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 最大SPの10%)
Lv.10:敵全体に3回の本物理攻撃と1回の闇属性攻撃(威力 150)扇弱点を突ける(ダメージ計算は闇属性) さらに、味方前衛全体にSP自動回復の効果を付与(3ターン/効力 最大SPの10%)

EXアビリティ:
・邪を祓う勇者の歌
味方前衛全体に属性ダメージアップ20%と必ずクリティカルの効果を付与(2ターン) ブーストMAX時:同対象のBPを2回復
使用条件:4ターン目以降|使用可能回数:2回

サポートアビリティ:
・明朗快活:楽曲アビリティ使用時、自身に特殊効果"快活"を付与(2ターン)|快活:物攻・属攻・会心アップ5%の効果。HP75%以上時:自身にSP自動回復の効果を付与(回復量 最大SPの5%)
・光・闇属性強化Ⅴ:自身に光・闇属性ダメージアップ30%の効果を付与
☆ぶちのめすからー!:自身が敵をブレイクさせた時、味方前衛全体にダメージ上限アップ(効果量 20000)の効果を付与。さらに、対象が学者・踊子の時、属性攻撃でクリティカルが発生する効果を付与

天賦覚醒Ⅳアクセサリー:
・体験学者のローブ
自身が強化効果を付与した際の効果を1ターン延長(重複不可) 戦闘開始時:敵全体に光・闇耐性ダウン15%の効果を付与(3ターン)