| 👠 | 「──ふう、やっと整理し終わった。ついつい書きすぎちゃった詩、こんなに有るとは思わなかったな」 |
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| 🎼 | 「ねぇねぇマリ姉、このフレーズなんだけど……」 |
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| 👠 | 「うん? どれどれ?」 |
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| 🎼 | 「このメロディに合うのを考えてたんだけど、なかなかイイ感じのが決まらなくってさ。女の子の気持ちの表現をしたくて……良かったら使わせてほしいんだけど、ダメ?」 |
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| 👠 | 「もちろん良いよ~! 使って使って! ……ふむふむ、この歌は恋する女の子の歌なんだね。想い人への切ない気持ちだけじゃなく、振り向いてもらえるように努力しようとしてるんだ。頑張って頑張って、告白の準備もして挑みに行くんだから、って意気込んで……うん、背中を押せるような歌になってて良いと思う」 |
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| 🎼 | 「へへ、そっかな。応援出来る歌になってたら良いなぁ」 |
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| 👠 | 「良いよね~恋する女の子の歌! 私もよく書いちゃう! 恋愛小説で描かれてるようなロマンチックな恋も、自分がするならこういう感じが良いなって憧れる恋も、沢山書いてみたくなるというか……クロちゃんもそういう経験有る?」 |
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| 🎼 | 「憧れかぁ。ん~、わたしはまだ恋の憧れは分かんないかな……こういうシチュエーション好きだな、っていうのを書いてるかも。もしいつか恋をしたら、その人の事ばっか考えて書きまくっちゃうのかもしれないけどね」 |
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| 👠 | 「うんうん、分かる……好きって言いたいけど伝えられないから、詩にして発散させよう! みたいになりそうだよ。それもそれで、恋の醍醐味なのかもしれないけど。……ねぇ、折角だし一緒に曲作りしない? クロちゃんにメロディ付けてほしい! 確かさっき、この辺りに~……有った! これとか使えそうじゃない!?」 |
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| 🎼 | 「おお~! イイ感じのフレーズがいっぱい! 良いね、やろやろ!! ……あ、でも」 |
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| 👠 | 「ん?」 |
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| 🎼 | 「片付けたの、またぐしゃぐしゃになってるけど」 |
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| 👠 | 「…………これは、また後で整理するから。大丈夫、大丈夫」 |
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| 🎼 | 「それ、本当にだいじょぶ……?」 |
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| 🎼 | 「マリ姉、本当にお姉ちゃんだったね」 |
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| 👠 | 「まさか実年齢が4歳も上だったとはね~……大丈夫かな、年齢詐称の旅芸人とか言われちゃったりしないかな? 指差されて笑われない!?」 |
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| 🎼 | 「だいじょぶだって、誰も突っ込まないよそんなの。たとえ年齢がどうたら言われたって、マリ姉が元気で明るくて、皆から好かれてる人だってのは変わらないんだからさ」 |
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| 👠 | 「……クロちゃんも私の事、好きでいてくれてる?」 |
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| 🎼 | 「ふふん、だからマリ姉って呼んでるんだよ」 |
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| 👠 | 「そっか、良かったぁ……! 私もクロちゃんの事、本当の妹みたいに思ってるよ! 歌ったり踊ったりもそうだし、雰囲気や似てる所も沢山有るなぁって。ナーティバに帰ったら、実は生き別れの妹が居たんだよね~って両親に報告してみても良いくらい」 |
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| 🎼 | 「あっは、腰抜かさないかな? お父さんとお母さん」 |
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| 👠 | 「なんてね、冗談だけど。でも、本当に……この旅で、皆の事が大好きになったんだ。センセ、ロゼちゃん、オルさん、ハンちゃん、テリオンくん、トレサちゃん、オフィちゃん、アーフェンくん、クロちゃん……皆と出会えて良かった。大切な人達が出来たよって、報告したいの」 |
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| 🎼 | 「マリ姉……」 |
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| 👠 | 「此処もね、綺麗にしたいなって思ってる。私が、コストマリー・アルムが生まれて育った、セントリリー……今は誰も居なくて、荒れちゃってる所も多いけど。お墓を立てて、人を沢山呼べるようにして、両親を連れて遊びに来れるような場所に出来たら良いなぁって」 |
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| 🎼 | 「わたしも手伝うよ。直すのも、作るのも。人手を呼ぶのだってまっかせといて! どんどん勧誘して、お手伝いさんだらけにしちゃうから!」 |
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| 👠 | 「ふふ、頼もしいな! その時はよろしくね!」 |
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| 🎼 | 「うん! ……わたしもそのうち、皆を連れてお墓参りに行きたい。たっくさんの大好きが出来たよって、お父さんとお母さんに伝えに」 |
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| 👠 | 「一緒に行こうね」 |
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| 🎼 | 「ん、一緒にね」 |
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| 📖 | 「ご両親の墓参りに行くのは構わないのだが、本当に二人だけで?」 |
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| 👠 | 「うん。此処からならそう遠くはないし、わざわざ皆に来てもらうのも悪いしさ。泊まれる場所もまだ出来てないから、来てもらってもテント泊になっちゃうじゃない?」 |
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| 🎼 | 「ふわふわベッドでゆっくり休んでてよ。だいじょぶ、わたしとマリ姉の早足でさっさか行って来るから」 |
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| 📖 | 「だが……二人だけというのは心配だ。あの辺りは強い魔物が出る事も有る。いくらキミ達の足が速いといっても、毎度逃げられるとは限らないじゃないか」 |
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| 🎼 | 「わたしが学者、マリ姉が歌姫で、ドーンッ! と倒せるよ! この前サイラス先生も良い魔法だって褒めてくれたじゃん」 |
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| 👠 | 「そうそう。センセ、そんなに心配しなくても何も起きないってば。ちょっと行ってすぐ帰って来るよ。私達、そんなに弱そうに見える?」 |
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| 📖 | 「……いや、キミ達の事は戦いも含めて信頼しているとも。キミ達の軽やかな動きで戦局を変えてくれた場面は幾度も有った。動けずにいた私の代わりに、前に立ってくれていた事も」 |
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| 👠 | 「だったら──」 |
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| 📖 | 「──それでも、心配なんだ。私はキミ達をとても大切に思っている。怪我でもしたら、何かが起きてしまったら……居ても立ってもいられなくなってしまう程に、愛おしく想っているのだよ。マリ君、クローチェ君」 |
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| 🎼 | 「……せんせ」 |
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| 👠 | 「センセ……」 |
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| 🎼 | 「…………や、うん、ええと……サイラス先生、そういうとこだよ」 |
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| 📖 | 「……何がだい?」 |
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| 👠 | 「いや、うん……心配してくれるのも、大切に想ってくれてるのも、嬉しいよ。でもちょっと、過保護すぎ、じゃない? 元々私達、一人でも出歩いてたんだし?」 |
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| 🎼 | 「怪我なんてしないよ、バッチリ強くなった!」 |
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| 📖 | 「…………。……うむ、やはり私も同行しよう」 |
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| 👠 | 「えっ?」 |
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| 📖 | 「そうした慢心が、万が一の事態を引き寄せてしまう事だって有るんだ。美しい女性が二人だけで辺鄙な場に赴くのを見た男が、邪な考えを抱いてしまうかもしれない懸念は捨て置けない。大丈夫だ、ご両親への挨拶をしている間は少し離れた所で待っているし、道中も私の事は空気のように思ってくれ」 |
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| 🎼 | 「いやいやいやいや、存在感有りすぎて全っ然空気なんかにはならないから!」 |
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| 👠 | 「空気どころか必須酸素っていうか! 甘えちゃうからダメっていうか!」 |
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| 📖 | 「甘えてくれるのであれば、是非とも遠慮なく甘え倒してほしいのだがね」 |
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| 👠 | 「だ、だからぁ……!」 |
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| 🎼 | 「もぉ~、先生が折れてくれないと行く前に日が暮れちゃうってばぁ~……!」 |
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| 🎼 | 「──という訳で! 第1回"サイラス先生とマリ姉をイチャつかせよう会議"を始めます! 何か良い案が有ればどんどん言っちゃって~!」 |
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| 🌹 | 「さっさと押し倒しちゃいなさいよ」 |
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| 👠 | 「ロゼちゃんん!? というか、これ何? え? 皆でごはん行こうって言うから来たのに、いきなりおかしな会議が始まったんだけど???」 |
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| 💰 | 「二人がなかなか進展しないから、こっちだってモダモダしちゃうのよね! やっとくっついたのかぁ~と思ってたら全然変わってなくない!? なやり取りなんだもの」 |
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| 🎼 | 「本当にくっついた? ってくらいのんびりカップル……なので、会議です」 |
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| 👠 | 「いやいやいや、キリッと顔して会議とか言われても???」 |
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| ⛪ | 「全く進展が無い訳ではなさそうですけどね。お二人とも、これまでよりも多くの時間を一緒に過ごされていますし、手を繋いで歩いてる事も有りますから」 |
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| 💰 | 「でも、仲間や友達としての関係でも出来る事じゃない? もっと、こうさぁ……んん、分かんないけど、大人っぽい恋愛をさぁ……」 |
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| 🌹 | 「だから押し倒しちゃえば解決するのよ」 |
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| 👠 | 「ロゼちゃんは一旦そこから離れよう!? も~っ、皆が心配してくれてるのは有り難いけど、私とセンセはそういう感じのはやらないっていうか、センセがそんな感じじゃあないんだから……!」 |
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| 🎼 | 「サイラス先生がにぶちん大魔王なのは知ってる。よ~~~く知ってる。でもさ……もっとイチャイチャしてみたい気持ち、有るでしょ?」 |
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| 👠 | 「そ、それは…………な、無くは、ないけど……センセが好きになってくれた、恋人になれたってだけで、十分満足してるし……」 |
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| 💰 | 「……マリさん、先生には言わないと伝わらないよ?」 |
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| 🌹 | 「ストレートに、回りくどくもなく、しっかりとね。照れてしまう気持ちも分からなくはないけれど、要望を言わずにいたらずっとこのまま平行線なんじゃないかしら。言わないでいよう、って我慢していたから、告白するのだってズルズルと長引いてしまったのだし」 |
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| 👠 | 「う、う~ん……でも本当に、これといって具体的な何かが有る訳じゃないんだ。一緒に居られたら、二人でお話出来たら、楽しいし嬉しい。これ以上を求めるのは、センセにも悪いっていうか……」 |
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| ⛪ | 「マリさん……もう諦めようとしなくて、良いんですよ。サイラスさんは、あなたの全てをしっかりと受け止めてくれる人だと思います。ああしたい、こうしてほしい……恋人からそれらを伝えられる方も、きっと嬉しいのではないでしょうか」 |
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| 👠 | 「……そう、かなぁ」 |
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| 💰 | 「そうだよ。先生なら絶対、喜んで、って応えてくれると思うわ」 |
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| 👠 | 「…………うん」 |
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| 🎼 | 「……ふ~む……マリ姉が特にしてほしい事は思い付かないっていうなら、しょうがないのかなとも思うけど。そんじゃあ、サイラス先生を焚き付けに行くしかないよね」 |
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| 👠 | 「……へっ?」 |
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| 🎼 | 「彼女にこういう事したら喜ぶよ~っていうのをアレコレ吹き込んで! 学んでもらって! さぁマリ姉のとこに突撃だ~ってしてもらうしかない! よし!!」 |
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| 🌹 | 「男を見せてきなさい、って背中を押してあげるのね。良いと思う、面白くて」 |
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| 👠 | 「待って!? どうしてそうなるの!? センセから来られたら心臓破裂しちゃうからダメだって~!」 |
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| 💰 | 「マリさん、女は度胸よ! 当たっても砕けないのはもう分かってるんだし、遠慮なく好きにされちゃってきて!」 |
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| ⛪ | 「もし気絶されてしまっても介抱しますから、どうぞ心ゆくまでお二人の時間を楽しんでくださいね……!」 |
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| 👠 | 「おかしい!! そうじゃないよ皆!! しないでいいよ大丈夫だよって言ってるんだよ~!? ねぇハンちゃん皆が怖い! 助けてハンちゃん~っ!!」 |
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| 🎼 | 「そうだハンイットはどうすれば良いと思う!? 狙った獲物は逃さず仕留めに行けば良い、ってズバッと鋭いやつでも良いよ!」 |
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| 🏹 | 「ん……わたしか? いや、わたしは恋愛の話はよく分からないんだが……あなた達の賑やかなやり取りを見ているのが面白いから、何も言わず見守っていようと思う」 |
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| 👠 | 「この場に誰も味方居なかった……っ!!!!」 |
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| 🌹 | (……まぁでも、サイラスって認識すれば止まらない感じは有りそうだから。彼の方からどんどんマリに触れていくようになるのも、時間の問題だとは思うけどね) |
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