FF夢主④

さぁてトンちゃん達、いっちょやりますか!トォン(Tohn)


属性ミラージュ使い 17歳
誕生日2月12日 水瓶座
星言葉は「信頼される友情」
髪の色#33363e ■
瞳の色#67651a ■
ICV野上 翔さん
一人称
家族両親、今はひとり
呼び方呼び捨てタメ口、ルゥスとロォクとエナ・クロに対しては様付けで敬語
固有技空閃連撃(くうせんれんげき)
お相手レェン
*守るべき存在以上に大事な妹分

★設定画


ミニキャラ
服装メモ…WOFF



代々ファーナ家を守護してきた家のミラージュ使い。エナ・クロに承認された、もう1つのナインウッズヒルの番人。
同い年のアウィンと幼馴染で、明るく面倒見の良い性格からラァンとレェンの兄貴分としてもよく接し『兄さん』と呼ばれていた。
アウィンのように直系寄りではなく、ミラージュを使役しつつ主君を守るべく前で戦う兵士のような役割を担っていた武闘派の家系で、召喚士には守護獣が1体つくのが普通であったが複数のミラージュと共生共闘し続けていた。
幼い頃からベビートンベリ属とベビーホワイトン属とは兄弟のように接し、S・M・Lの6体と同時に戦う事も度々有る。
別にトンベリと親戚で服も緑系だから名前がトォンという訳ではない。
ベビートンベリは「トン坊」、トンベリは「トンちゃん」、トンベリキングは「トン様」、ベビーホワイトンは「シロ坊」、ホワイトンは「シロちゃん」、ホワイトンベリキングは「シロ様」と、ネーミングセンスは残念な方。
エナ・クロが認めた番人としてウッズヒルを見守り続けていた事でプリメロ姿にもなれるようになり、状況に応じて乗せたり乗ったりとノセノセ状態を使い分けて戦闘を行う。
双子とタマとセラフィが繰り広げる漫才にはノリツッコミを入れながら、明るく楽しく賑やかに話している皆の姿を見られるのを嬉しく思っている。
レェンを妹分としても一人の女の子としても大事に思っており、もしもレェンに貰い手が見付からなかったら貰ってやるよ~と茶化して元気付けてやる事も有る(女王制を貫いてきた王族の娘が相手なら婿養子になるというのが正しいのだが、双子はその辺りの記憶を失ったので突っ込まれていない)
また、ラァンに惹かれていても素直になりきれないソニエを見て、応援してやりたい妹分がもう一人増えたなと成り行きを見守っている(と同時に、超鈍感のラァンに春は訪れるのか微妙だなぁとも思っている)



▼WOFF


▽100年前・ゲートが開かれるまで

ルゥスが女王として統治しロォクが補佐に徹していた頃、多忙の両親からたっぷりの愛情を注いでもらえていたとは言い難く寂しい子供であった双子を、幼いながらも家柄など関係無く守り支えてやりたいと思い積極的に会いに行っていた。
不貞腐れていたラァンを外に連れ出して遊んでやったり、周りの子供達に気味悪がれ泣いていたレェンの代わりにお仕置きしに行ってはやりすぎだとアウィンや自分の家族から怒られるような、子供らしい日常も有った。
自分達も双子もまだ小さく出来る事は限られているが、相手を思い遣る気持ちを持っている子達だから皆で笑顔になれる世界を一緒に築いていける筈だと、将来について夢見てもいた。
しかし実際は育ちと力の差から意識の違いが大きく有り、歳を重ね守護する家の者としてルゥスの仕事に同行する機会が増え双子から目を離していた頃、母を想う気持ちから徐々に暴走を始めた二人と意見が合わなくなっていった。
ミラージュを捕獲するだけして管理もせず好き放題にさせていた事で多発したトラブルの鎮静に駆り出される事も度々で、ロォクが叱りつけても聞かなかったとの相談を受け話をしに行っても「兄さんの分からずや!」と拒絶されてしまうだけだった。

双子と殆ど話せなくなり、どうしたものかと悩みながらルゥスとロォクに同行していると、アルテマゲートを訪れた双子がアウィンをクリスタルの檻に閉じ込め力を利用して異界の神を喚び出してしまう。
異変を察知し駆け付けるも、ブレンディレスにより喚ばれたセグリワデスとペリノアがルゥスとロォクの身体を乗っ取ろうとし、抵抗していたルゥスから子供達を守るよう託され、狼狽する双子を連れてウッズヒルへ逃げ帰るしかなかった。
恐怖に震えながらも両親を助けに行こうとする二人を制止させようとしても責任を感じてか言う事を聞かず、仕方無く出発を許し彼等を守りながら戦いを挑む。
だが双子の所持していたミラージュ達が次々と奪われ弱体化させられていき、自身の力のみで戦うしかないと判断したトォンも、歯が立たず敗れ伏せてしまう。
僅かに意識が残っていたルゥスとロォクがアルテマゲートとブレンディレスの封印を施しもう1つの世界(偽りのナインウッズヒル)を創り出すと、三人を逃がす為に境界の先へ転移させた。
意識を失っていた双子を掴もうと瀕死の身体で手を伸ばすが、完全な形には成れなかった世界は異物と認識したトォンを分断し離れ離れになってしまう。
咄嗟に現出した自身のミラージュ達の光が包み込み世界から弾き出される事は阻止したが、深い眠りと世界の底へ落ちていく二人の元へは行けず、それでも助けたい一心で「頼む!あいつらを守らせてくれ!あいつらが目覚めるまで、傍で守らせてくれ…!」と叫んだ。
事の成り行きを静観していた創造神エナ・クロはルゥスとロォクの願いに併せてトォンも必要な命であると認め、番人として存在出来るようにした。
瀕死の身体が癒えるまで光の中から動けず眠るしかなく、漸く癒えて二人の居場所を探して歩き回れるようになっても、この世界の在り方を知って愕然とする。
見付けた彼等に呼び掛けても応えは無く、生きた屍のように狂った日常を送るだけの姿を目にして、涙を流し崩れ落ちた。



▽番人として過ごした日々

歪で狂っているこの世界は、時が切り取られた特殊な世界であるという事を知る。
毎日同じような日々を送るだけの生気が無い双子を見るのは胸が張り裂けそうなくらい悲痛な心情であったが、時折様子を見に来るエナ・クロに様々な事を聞いていった。
彼等は確かに生きて動いてはいるが意識は眠り続けており、傷付いた心を修復するには世界は不十分であり膨大な時間が掛かる事や、記憶の補完は行われず溢れ落ちた記憶は失われたまま戻らない事、番人の立場を得たトォンも外側から攻撃された際に戦う存在であり二人に干渉は出来ない事、それが『目覚めるまで傍で守り続ける』願いの成果だと分かった。
また、創造神は基本的には干渉せず事の成り行きを見ているだけで、異界からの侵攻者に直接手をくだす事も無いと言われ納得出来ない気持ちも有ったが、自分の中でどうにかするしかないと、少しずつ文字通り時間を費やし、気持ちの整理をしていった。

失った故郷と大事な人達、愛する双子をただ見ているだけで何もしてやれない歯がゆさや虚しさ、自身が無力なばかりに敗北した悔しさ等の様々な感情が押し寄せて潰れてしまいそうでもあったが、苦しいだけの毎日でもなかった。
エナ・クロの来訪はこの世界で孤独だったトォンの支えになっており、本人が真面目とふざけた調子のどちらも持ち合わせているおかげで笑わされる事も有れば、知識として得る分には問題無いと普通に生きていただけでは知る事も無かっただろう事象の数々についても教えてもらい、敬意を抱けるようになっていった。
彼女の呼び掛けでタマとセラフィが姿を現すようになってからは話し相手も増え、賑やかに漫才を繰り広げる様子を見ていると笑顔の大切さや人としての心を忘れられずにいられた。
ある程度の余裕が持てるようになった頃には、いつか二人の目が覚めて自分の役目が終わってもお払い箱になるのは御免だなと、闘士としての誇りも取り戻すべくミラージュ達を喚んで特訓を始めた。
双子が名を忘れた少女の呼び掛けによって目覚めるその日まで、守る為の力の使い方と心の強さを高めていった。



▽100年後・幕が上がってから

双子が目覚めを果たし、これまで変わりない生活を繰り返しているだけだった彼等が自らの意思で行動し言葉を発している様子を見て喜びの涙を流す。
過去の記憶を殆ど無くしている状態で会ったら混乱させてしまうだけかもしれないと彼等が旅立つ瞬間も姿を現さず、帰還中も殆ど身を隠している。
『目覚めるまで』を終えたこれからはどうしていくか、名を忘れた少女の部屋と繋がってからはそちらでお茶を飲みながら100年経過したグリモワルの様子を教えてもらい、彼等が進んだ道を辿って今のグリモワルやミラージュ達がどういった生き方をしているかを見て回ろうと、プリメロ姿で各地を巡る事を決める。
ウッズヒルで休息する際にはチョコリーナやマスタートンベリと話して仲良くなったりもしつつ、闘技場で身体を動かしたりもする。
セグリワデスが浸透させた『朱の予言』の通りに双子の旅が動いていると気付いてからは、ツイン・エスとの接触を試み情報共有をしつつ、旅の成り行きを遠くから見守り、いずれ来るエクスナインナイツとの再戦に向け備えていた。

双子が予言の通りに4つの鍵を集め、アルテマゲートとブレンディレスの封印を解き魔震が喚び寄せられてしまった直後、バラムガーデンでツイン・エスに保護されているアウィンを訪ね100年振りの再会を果たし、ルゥスとロォクを助け出したいと訴えるアウィンに賛同する。
アウィンを訪ねて来た双子とも漸く顔を会わせ兄さんであった事も思い出してもらえたが、二人への恨みを募らせていたアウィンは話を切り上げてセイレーンと飛び去ってしまい、放ってはおけないと話もそこそこに別れ飛行ミラージュと共にエクスナイン城へ向かった。
待ち受けていたエクスナインナイツと熾烈な戦いが続き、追い付いた双子達とも共闘し何とか勝利するが、セグリワデスが消滅の間際にソニエの力を暴走させ自爆に追い込み、皆を守ろうと庇った事でトォンは消滅してしまう。
ロォクは意識を取り戻さず消滅、正気を取り戻したルゥスもアウィンと共にブレンディレスに消滅させられ、ラァンは自身とブレンディレスを解けぬ檻に閉じ込め永久の眠りにつき、残されたのはレェンだけのバッドエンドを迎える事になる。
しかし、最悪の結末を否定するレェンを助けたいタマが全ての魂と引き換えに時戻しの力で世界を巻き戻し、居なくなった者達は再びの生を得た。
番人だった故か、自身の死も何が起こったのかの記憶も引き継いでいたトォンはアウィンと話していた最中に意識が目覚め、飛び去るのが分かっていた彼女に自分の気持ちについても含めて双子とちゃんと話すよう促し、今度こそ皆の再会と和解を果たす。
時戻り前の記憶が有るレェンと何が必要で何をやるべきかを話し合い、魔震の脅威から世界の人々を守る事、封印されていた四柱を仲間にし双子の力を高める事、ソニエを敵の鎖から解放する事など、目的を定め皆で取り組んでいった。
名を忘れた少女の協力を経てタマの復活も叶え新たな時が訪れるとまた記憶の引き継ぎがされており、今度は自分だけタマの消滅について覚えているようで不思議な感じでもあったが、皆が笑っているから良いんだと黙っておく事にした。

最終決戦ではアルテマゲートの逆召喚の時間を稼ぐべく、ラァンとソニエがセグリワデス、レェンがペリノアと戦っている間にブレンディレスに挑みリベンジの拳を食らわせ、真の姿を現した敵と死闘を繰り広げる双子を守る盾となっていた。
勝利を掴み解放されたルゥスとロォクの残滓とも会え、守れなかった悔しさから涙が溢れても「笑って」と言う二人の言葉通り笑顔を見せ、感謝の気持ちとこれからも守護者の務めを果たすと意志を伝える事が出来た。
全ての責任を取るべくブレンディレスと共に別世界へ消えようとする双子を一度は引き止めたが、意思を尊重して送り出してやるのも守護者の務めだろうと思い、グリモワルは任せるよう伝えて旅立ちを見送る事にした。
二人がいつでも帰って来られるようウッズヒルを守る事も継続しつつ本来のウッズヒルの再建にも取り組み、彼等の代わりとなって各地を回るアウィンが責任の重圧から疲弊しないか心配でタマとソニエと共に付き添っている。
たまに(セイヴァーとしての生を受け帰還した)双子が闘技場で兄姉によるミラージュしごき会で悲鳴を上げているとの噂も流れている。



▼DFFOO

ソニエと共にグリモワルから迷い込んだミラージュ使い。
武器種は格闘(拳)、クリスタルは緑。
ラァンとレェンがプリメロ姿から戻れないのとは逆にオオビトのままでプリメロ姿にはなれない。
ラァンとレェン以外にも多くの双子が居たり自分以外の格闘家も多かったり、違う種族の者が居る事でソニエが安堵していたりと、三人がとても楽しそうに異世界の仲間達と交流し笑っている姿を見られるのが嬉しくて、かなり旅を楽しんでいる。
戦闘では主に武術を扱い己の力で戦うが、ミラージュ使いの力を用いてトンベリ達の力を借り『みんなのうらみ』を使う事も有る。
時々トンベリ達を喚んで子供達と一緒に遊んでいたり、悪戯をして逃げ回る弟達を捕獲し小脇に抱えて姉達の元へ連行する姿も目撃されている。
これまで自分の役割を果たす事ばかり考えていたが、同世代の戦士や指導者として活躍していた者も多く居る事で、また教わる側になるのも悪くないなと積極的に学ぶ姿勢をとっている。
中でもクラサメに対しては朱雀トンベリを連れていた話を聞いてから親近感を抱き、話し掛けに行く事が多い。
グリモワルに残されたアウィンの事も心配だがタマとセラフィが付いているしまぁ大丈夫だろうと思っていたら、エナ・クロが世界に呼ばれてしまった事で物凄く心配になった。